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はじめに

  • orita90
  • 2023年4月24日
  • 読了時間: 5分


自己紹介

身の上話はあまりするほうではないのですが、簡単に自分歴史をまとめたので、興味ある人は読んでみてください。

学生時代

弁護士になろうと思ったのは、ちょうど20歳のときでした。  もともと、割とお勉強のできる子だったので、国家一種を受けて官僚になろうと思ってたのですが、親戚から東大京大じゃないのに、官僚なってもしょうがないぞといわれて、おろおろ自分の進路を迷っていた時期でした。  また、周りの就活をする同級生を見ていると、どこどこに勤めたら安泰だとか言っているのをみて、学歴とか会社のブランドで、自分の価値が決まるのは嫌だな、と思っていたのです。  そんなときに、友人(弁護士の息子)が、弁護士なら法律の勉強が無駄にならないしいいんではないかと言われ、よくよく調べてみると、東大生でもあまり受からない大変な試験なんだ、受かってしまえば自分で自分の価値を磨けるんだと思い、そこから勉強に明け暮れました。4年生の時に受けた試験では落ちてしまいましたが、諸先輩達の熱い指導のおかげで翌年に司法試験に受かることができたのです。  口述試験(昔はそんなのがあったのです、最後の関門試験のようなもの。)の合格発表をみて、最終合格がわかった瞬間には泣き崩れたものです。その当時は2万人受けて100人程度受かるという、変態達が受ける試験だったのです。



新人時代

 弁護士3年目で独立開業をしたのですが、それまで勤めていた法律事務所は、とにかくなんでもやる事務所。  入所してすぐに、退所する他の弁護士からの案件を分配され、入所して即日で、関わる案件数が30件くらいは優に超えてました。案件の内容も、離婚、労働、交通事故、相続、債権回収、不動産紛争、破産、債務整理、顧問先業務、と多岐にわたりました。  これに加えて、独立するために刑事事件をやったり、友人知人からの紹介案件をこなしたりなど、本当に休む暇はなかったです。  例えば、所属事務所で、平日午前8時~午後10時くらいまで仕事をしていて、所属事務所での仕事が終わった後に、夜、刑事事件の接見に行ったり、個人案件の処理をしていたりしていました。  土日はいずれか一方は所属事務所の当番で必ず事務所にいて、もう片方を使っていわゆる異業種交流会などに参加して独立のための準備をしておりました。  新人弁護士のやる気の煮えたぎっている時期に、大量かつ幅広い内容の案件を担当したり、一人で顧問先業務を行ったりなどで、相当な経験値と度胸がつき、それが今にも大いに活きています。


3年目の独立

 3年目の独立。売上の見込みはあったものの、固定費を抑えるためにレンタルオフィスでこじんまりと開業。共同創業者のパートナーと私の机の間に家庭用電話機を置き、子機を二人で使いまわすという、なんともミニマムな事務所でした。  いろいろなサービスメニューを考えて夜遅くまで資料を作ったり、他業種の先生たちとチームを組んでセミナーを開いてみたり、とにかく色々なことをしました。現在は一部広告をうまく使っている部分もありますが、当初は足を使ったというか、いろいろなところに出向いていって、自分のスキルをアピールしてなんとか仕事を取ろうとしてました。  この投稿を書いている今現在、事務所として9年目を迎えているところですが、当初からお付き合いのあるクライアントには、本当に感謝しかないです。


成長期

 徐々に仕事が増えてきて、事務スタッフ、アソシエイトを採用することになってから、ご縁があって先輩の会社のテナントビルに入ることになりました。いろいろと仕事があるなかで、私として力を入れたのが、弁護士の教育でした。  その当時の私自身、まだまだヒヨッコであったことは否めませんが、事務所の代表として、いままで自分の有するすべての知見を後輩に教えていき、事務所としての総合力を高めていく事に注力をしていきました。  書面の書き方はもちろんのこと、私は法律相談力(依頼者の不安を取り除き、解決に向かた一歩を想起させる力)を重視しており、どのような姿勢で、どのような話し方をすればよいのかなどを、クライアントの性質別にロールプレイングなどをして所属弁護士の教育をしていきました。  私の事務所は、法律事務所としては珍しく退職率が低く、長く勤めてくれる先生が多いのですが、現在、それぞれの弁護士が自分の強みを生かして、パートナーになったり、得意分野の統括をしたりなどと、ものすごい勢いで成長していくのを目の当たりにしています。  同じ事務所のメンバーとして頼もしいかぎりですが、その成長の少しにでも私の教えというのが影響していたらうれしいなとも思ってます。


これから

 私個人のこれからについては、一言でいえば私とかかわる人を幸せにしていくということにつきます。単に法律に強いというだけでなく、いろいろな知識経験を基に、どんな相談でも役に立てるような状況を作り、そしてそれを維持していくことが大切だと思っております。クライアントにとって安心できるパートナーであることが重要であり、例えば基本的に仕事は一人で受けずに、相談内容に適したメンバーとともに受けるのも、わたくしがいつ死んでもクライアントに迷惑がかからないようにです。 どんな些細なことでも相談をしていただければと思います。



 
 
 

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ブログ

(ブログ、折田裕彦、弁護士、税理士、社労士)

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